Up to date:診療看護師 Nurse Practitioner

診療看護師・ナースプラクティショナーに関する情報をまとめます。Twitter→https://twitter.com/bot_japanesenp※記事には間違いがある可能性あります。悪しからず、、、

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特定行為研修施行前の看護師が行っていた医療行為についてー看護職員が行う医行為の範囲に関する調査結果よりー

今回この調査について述べる。
日本医師会調査 看護職員が行う医行為の範囲に関する調査結果

この資料は厚生労働省で2010年10月29日に行われた第3回チーム医療推進会議の資料である。
議題は
○チーム医療推進方策検討ワーキンググループの検討状況について
○チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループの検討状況について
○その他
で行われた。
第3回チーム医療推進会議 議事次第 |厚生労働省
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この資料は平成22年時点で、看護師がどの程度医療行為をしているかという実態調査の側面がある。
このころ看護師の役割拡大を含めた特定看護師や特定行為関連の話し合いの中でこの調査がなされたと考える。
この調査の特筆すべき点であるが、約3500名の看護師を対象(医師も対象だが割愛)としている。
この調査の医療処置項目の中に現在看護職員が実施している項目がある。
その中では現在、特定行為である気切チューブの交換や胸腔ドレーン抜去、動脈ライン確保、PICC確保、CV抜去などは既に看護師が行っていると言うものである

また、挿管や抜管、経皮的気管穿刺や縫合、CV挿入、胸腔穿刺、全身麻酔、硬膜・腰椎麻酔、神経ブロックなど特定行為に含まれていない医行為や絶対的医行為に近い物まで既に特定行為研修が出来ている前に実施している看護師が存在する。


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これらは恐らく医師の直接指示のもと実施されていたと思われる。看護師自身の判断で行っていれば明らかな違法である。
この調査報告の解釈は読者に任せるが、私が初めてこの資料に目を通した時はかなり驚いたものである。信憑性など思う所はあるが、、、日本は広いと感じた。

ちなみに経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの挿管、経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの抜管は看護師の診療の補助範囲内である事が厚生労働省医局看護課長より通知で出されている。資料1
看護師の診療の補助の範囲は現段階で規定や制限はなく、医師の直接指示の下ではほぼ全ての医行為を行えるといえる(放射線関係を除く)また、法律ではなく厚生労働省の通知で決めれたりとかなり緩くグレーゾーンな領域である。しかし、医療の質や安全の担保の為には、現在の看護師教育では不十分であり、看護師資格を持ち更に適切な知識とトレーニングが必要であると強く思う。

みなさんはこの資料や看護師の医行為についてどう思いますか?

公立大学法人 大分県立看護科学大学院 NPコース:診療看護師養成大学院紹介

学校概要

大分県立看護科学大学(おおいたけんりつかんごかがくだいがく、英語: Oita University of Nursing and Health Sciences)は、大分県大分市廻栖野2944-9に本部を置く日本の公立大学である。1998年に設置された。大学の略称は大分看科大、看科大。 看護系の博士課程がある看護大学として特色を持つ。ソウル大学校看護大学と学術交流を活発に行っている。
大分県立看護科学大学 - Wikipedia

地域ネットワークを強化するNP・ナースプラクティショナー教育
大分県での医療・福祉施設のネットワークを拡大しながら、診療看護師の活動を大学は支援しています。修了生には1年に3回のフォローアップ研修を開催しています。また就職施設の方々とのコミュニケーションを深め、卒後教育に努めています。診療看護師の活動成果を研究しながら、大分県下の医療・福祉の貢献を共に目指す活動を行っています。
NPコース | 大学院 | 大分県立看護科学大学

大分の特徴として地域全体で取り組んでいる感じがある。

受験スケジュール

募集要項 資料1

募集人数 10名(うち5名地域枠)

事前相談必要
出願にあたっては、事前に希望する専攻又は専攻領域の問合わせ担当教員に相談(メール又は電話) してください。事前相談をせずに出願することはできません。

NPコースおよび看護管理・リカレントコースは夜間に開講されます。ただし、NPコースの15週間の実習、および専門科目の講義は昼間に実施されます。
2 年間の課程の授業料で最大 4 年間在学して単位が取得できる長期履修制度を設けており、看護師、保健師助産師等の方が在職したままキャリアアップできるよう配慮しています。

試験

試験期日
平成30年8月25日頃

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学費

公立大学のため学費は診療看護師養成大学院で一番安いだろう。また家賃相場もお得。特待制度も活用すれば学費はかなり浮くだろう。加えて大分県民であれば入学金も安くなり地域枠があるため入学しやすい。紙面上の計算で考えると特待生になれば学費は80万位で卒業出来る。(実際はプラスαで費用は掛かると思う。)
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 ※ 長期履修制度を設けています。
   長期履修制度:2年間の課程の授業料で最大4年間在学して単位が取得できる制度

奨学金

一般的な奨学金に加え以下の制度は診療看護師養成大学院の中でも大分特有であろう。

大学院特待生授業料免除
博士課程(前期)の全入学生のうち、3名以内に対して2年次1年間の授業料(約53万円)を免除します。免除の対象者は1年次の成績などを総合的に判断して選考します。
貼り付け元 http://www.oita-nhs.ac.jp/examination/tuition/scholarship.html
特待生制度はやる気も出るし他の所もやってくれないかなーと個人的に強く思う。

教育内容

老年NPコース
地域で暮らす高齢者(成人を含む)に対して、慢性疾患(糖尿病・高血圧症・慢性閉塞性肺疾患COPD)・認知症など)の継続的な管理・処置や軽微な初期症状(発熱、下痢、便秘など)の診察や検査、必要な治療処置を行い、一般病院の外来、訪問看護ステーション、老人保健施設、老人福祉施設などで、医師の包括指示の下でプライマリケアを提供できる看護師
小児NPコース
慢性疾患(気管支喘息、I型糖尿病、状態が安定し在宅で生活している重症心身障害児など)を持つ小児の継続的な管理・処置や発熱、下痢、便秘などの軽微な症状に対する初期処置ができる看護師を養成する。一般病院、小児科クリニック、重症心身障害児施設、社会福祉施設等で、医師の包括指示の下にプライマリケアを提供できる看護師

貼り付け元 http://www.oita-nhs.ac.jp/graduate/np_course.html
診療看護師養成大学院系で唯一小児を中心に教育課程が組まれている所である。なお小児と老年はどちらか1つを選択するようである。

米国でのNPは、医師から独立して対象者に自律的にプライマリケアを提供することができ、医師の指示がなくても自らの判断で処方箋記載を含む医療的処置(診断および治療)を行うことができる看護師です。わが国においても、都市部から離れた遠隔地や医療過疎地などで自律的にプライマリケアを提供する体制を整えていくためには、NPの養成教育が必要です。
 NPの養成教育において、「看護アセスメント能力」、「看護実践能力」、「診察の実践能力」、「看護管理能力」、「チームワーク・協働能力」、「医療・保健・福祉システムの活用・開発能力」、「倫理観の醸成」の7つの能力を育成することを目標とします。カリキュラムは7つの能力を育成するために必要な科目構成になっています。NPの専門科目では、老年NPと小児NPのどちらかを選択することになっています。すなわち、老年を対象としたNPと小児を対象としたNPの養成教育となっています。
 特色あるカリキュラム(老年NP)として、老年疾病特論、病態機能学特論、診察・診断学特論、臨床薬理学特論、老年薬理学演習などがあります。

 2015年医療介護総合確保法の制定により「特定行為に係る看護師の研修制度」が施行され、本学NPコースは厚生労働大臣より特定行為研修の指定研修機関として認可されました。国が定めた21区分38行為すべての研修を行うコースでもあります。本コースを修了し本校の特定行為研修管理委員会の承認を得て21区分38行為の修了証が大学から授与されます。また、NPコース修了者には日本NP教育大学院協議会(JONPF)が実施するNP資格認定試験の受験資格が得られ、合格することでJONPFからNP資格が与えられます。

NPの役割と教育目標
NP(診療看護師)とは、必要とされる診療行為を、医師や他の医療従事者と連携・協同し、効果的、効率的、タイムリーに実践できる能力を備えた看護師である。NP の教育においては、個々の患者の医療ニーズを包括的に正確に判断し、倫理的かつ科学的な根拠に基づき、必要とされる診療行為を的確に実施することができ、患者および患者家族のQOL の向上に寄与できる人材の育成を目標とする。

貼り付け元 http://www.oita-nhs.ac.jp/graduate/np_course.html

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卒業要件

55単位以上と研究が必要である。

診療看護師(NP)教育発祥の地である。現看護連盟会長が以前学長を務めておりここからNPの構想が生まれ、特区を厚生労働省に申請するが断られ、、、紆余曲折あり現在の診療看護師が誕生した。
 公立大学のため学費は他の私立大学院よりも格段に安い。しかもここは家賃も安いのでかなりトータルコストは抑えられるだろう。大学院自体が高台にあるため少し交通の便が不自由なのがデメリットかもしれない。しかも、特待生度は魅力的であると思う。また長期履修制度を活用出来るのも魅力、夜間開講の講義もあるようなので、長期履修制度も併用すれば働きながら通えるかもしれない。ただし15週の実習の間は休職か退職が必要だろう。また、小児を中心としたナースプラクティショナー養成コースもある。小児系のNPになりたい人にとってはかなりメリットがありそうである。

活躍・就職先情報

1期生(4名)  厚生連鶴見病院 中村病院(別府)、佐伯中央病院、鶴見の太陽(老健施設)
2期生(7名) 大分岡病院、大分県立病院、恵の聖母の家(重度身障者施設)
       国立病院機構都城病院埼玉医大病院、埼玉医療センター
3期生(7名)鹿児島大学附属病院、長寿医療研究センター、別府医療センター、来待診療所他
4期生(4名)長崎医療センター、厚生連大分県鶴見病院、窪田クリニック
5期生(4名)広島医療センター、長寿医療研究センター、五島中央病院、へつぎ病院

貼り付け元 http://www.oita-nhs.ac.jp/graduate/np_course.html

・塩月成則、「特定看護師(仮称)業務試行事業」報告、修士課程 大分県立看護科学大学大学院(老年)、佐伯中央病院 看護, 2012.2
・廣瀬福美、「特定看護師(仮称)業務試行事業」報告、修士課程 大分県立看護科学大学大学院(老年)、介護老人保健施設鶴見の太陽 看護, 2012.2
・藤内美保、桜井礼子、草間朋子:在宅終末期医療に関わる訪問看護師の「死亡確認」に関する実態・提案 -特定能力認証看護師の医行為. 看護管理,22(4),324-332,2012・
・新川 結子、甲斐 かつ子、河野 優子、福田 広美、江月 優子、宮内 信治、小野 美喜、藤内 美保、村嶋 幸代      地域医療を担う病院に勤務する特定看護師の新たな実践に関する質的研究、看護科学研究12(2)、44-52、大分県立看護科学大学2014
・藤内美保、前原彩乃 業務試行事業におけるプライマリーケア領域の事業対象看護師の役割と効果看護、66(6)、100-105、日本看護協会出版会2014
・M. Ono, S. Miyauchi, Y. Edzuki, K. Saiki, H. Fukuda, M. Tonai, J.K. Magilvy and S. Murashima Japanese nurse practitioner practice and outcomes in a nursing home、INR2014
・H. Fukuda, S. Miyauchi, M. Tonai, M. Ono, J.K. Magilvy. Murashima "The first nurse practitioner graduate、programme in Japan"              INR 61(4),  487–490,  2014
・藤内美保、山内文子          大学院修士課程における診療看護師(NP)養成教育と法制化              看護研究48(5)    410-419 医学書院 2015
・塩月成則、藤内美保、藤本響子、甲斐かつ子、宮内信治、小野剛士、小寺隆元              プライマリケア領域における周手術期アウトカム,患者満足度,看護師からの評価 診療看護師(NP)を導入して5年目の事例、看護研究48(5)、420-425   医学書院 2015
・長谷川健美、山田顕土、福田広美  診療所における診療看護師(NP)の活動と成果、看護研究48(5)、449-451、医学書院2015
・光根美保、守永里美、藤内美保、宮内信治、阿南みと子、財前博文、 訪問看護ステーションにおける診療看護師(NP)導入前後の実態調査 訪問看護関連報酬に焦点を当てて、看護研究、48(5)、452-455医学書院、            2015
・廣瀬福美、小野美喜、小寺隆、介護老人保健施設における診療看護師(NP)の活動成果、看護研究  48(5)、456-458、医学書院、2015
・後藤愛、高野政子、佐藤圭右、重症心身障がい児(者)施設における診療看護師の(NP)の成果、看護・研究48(5)、459-462、医学書院2015
・平野優、町屋晴美、高齢者医療施設における診療看護師(NP)の活動成果、看護研究、48(5)  463-467、医学書院、2015
・草間朋子、村嶋幸代、真田弘美、深井照美  <座談会>診療看護師(NP)の新たな発展をめざして 活動の成果とこれからのビジョン、看護研究、48(5)、468-477、医学書院、2015
・十時友紀、小野美喜、福田広美、宮内信治、河野優子、藤内美保、村嶋幸代、介護老人保健施設の事業対象看護師の導入により期待されるチームへの効果 導入施設と非導入施設の困った体験の比較よりコミュニティケア、17(4)、67-71、日本看護協会出版会   、2015

貼り付け元 http://www.oita-nhs.ac.jp/graduate/np_course.html

日本における初の大学院NP(ナース・プラクティショナー)教育課程の概要と制度化への取り組みを報告【オープンアクセス】

貼り付け元 http://www.wiley.co.jp/blog/health/?p=4394

介護施設での対象看護師の活動
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kaigi/meeting/2013/wg2/kenko/140328/item2_2.pdf

超高齢社会を見据えた「特定看護師」の活躍
https://nursing-plaza.com/interview/detail/131

大学院修士課程におけるNP課程修了生の活動と成果

貼り付け元 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjnhs/14/1/14_kj00010109259/_article/-char/ja/

日本におけるNP教育開発のプロセスと現在
http://www.oita-nhs.ac.jp/journal/PDF/14_1/14_1_2.pdf

大分県立看護科学大学大学院修士課程におけるNP教育の展望と課題

貼り付け元 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjnhs/14/1/14_kj00010109279/_article/-char/ja/

CloseUP特定看護師(仮称)(小児看護)|リクルートのナースフル
https://bit.ly/2MMgA2C

NP関連論文:ANPが慢性腎不全患者に及ぼす影響システマティックレビュー:The impact of advanced nurse practitioners on patient outcomes in chronic kidney disease: A systematic review.

アブストラクトのみ
The impact of advanced nurse practitioners on patient outcomes in chronic kidney disease: A systematic review.
McCrory G1,2, Patton D3, Moore Z3, O'Connor T3, Nugent L3.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29888444

Abstract
ACKGROUND:
Management of individuals with chronic kidney disease (CKD) requires a collaborative approach. Nurses have diversified their skills to take on roles which have been traditionally physician-led. The impact of such roles, mainly that of the advanced nurse practitioner (ANP), has not been previously assessed using a systematic approach.

OBJECTIVES:
The aim of this systematic review (SR) was to determine the impact of the addition of an ANP on patient outcomes in adults with CKD.

DESIGN:
A SR, following the guidance of PRISMA was undertaken.

METHODS:
Population: adults with CKD.

INTERVENTION:
ANP. Databases searched included The Cochrane Library, Cumulative Index to Nursing and Allied Health Literature, Embase and Medline.

MEASUREMENTS:
Outcome measures were blood pressure (BP), lipids, haemoglobin A1c (HbA1c), phosphate and parathormone (PTH) measures and recommended medication use.

RESULTS:
Four studies met the inclusion criteria. All possessed external validity and demonstrated low risk for random sequence generation and allocation concealment but were at high risk of performance bias and detection bias. The addition of an ANP resulted in the superior management of BP in all studies. Three studies reported improved control of low-density lipoprotein (LDL) and PTH. One study reported greater achievement of phosphate control. Glycaemic control was equal in both groups. All studies reported higher rates of recommended medication use.

CONCLUSION:
The addition of an ANP is superior or equal to the usual care models for the management of BP, LDL, PTH and glycaemic control in adults with CKD.

背景
個々の慢性腎不全管理は協働したアプローチが必要である。看護師は医師の伝統的な主導の役割の元、スキルを多用化させて来た。
このようなANP(Advanced nurse practitioner)の役割の影響は、体系だったアプローチを用いて評価されていない。

目的
このシステマティックレビュー(SR)の狙いは成人CKD患者のアウトカムへのANPの影響を調べる事である。

デザイン
このSRはPRISMAの手引きの元実施された。

方法
母集団:成人CKD患者

介入
コクランライブラリー、Cumulative Index to Nursing and Allied Health Literature(略称:CHINHL、EBSCO 社傘下のCINAHLInformation Systems が制作した、看護学の基本的データベース) Embase and Medline(Elsevier:エルゼビアが提供する Embase(エンベース)は、薬学・医学文献検索のためのファーストチョイスとして、開発された Web サービス)のデータベースを用いて検索した。

測定
アウトカムは血圧、脂質、ヘモグロビンA1Cパラトルモン(PTH)の測定値と推奨される薬の使用である。

結果
4つの研究が基準を満たした。全ての外的妥当性を有し割付の順序や割付の隠蔽も低リスクである。しかし検出バイアスと実行バイアスはハイリスクであった。
 APNの参加は優れた血圧管理をすべての研究でもたらした。3つの研究でLDLやPTHの管理が改善した報告があった。ある研究ではリンの管理が大きく改善した。血糖の管理はグループ間で同じ位であった。全ての研究では推奨薬の使用率が高かった。

結論 
成人CKD患者の血圧、LDL、PTHや血糖の管理はANPを加えると通常のケアより優れているか又は同等である。


今回はシステマティックレビューの論文である。私もこの論文の構成を勉強する為に書いていきたい。この研究ではPRISMA(Preferred reporting items for systematic review and meta-analysis)http://jspt.japanpt.or.jp/ebpt_glossary/prisma.html)を用いて行っているものである。手順についてはこちらを参照すると分かり易い。http://aihara.la.coocan.jp/?cat=181
ちなみにシステマティックレビューについてはWikiで確認を。
システマティックレビューとは?WIKI


externa validityとは
外部妥当性ともいう。研究知見の一般性に関する概念。ある研究から得られた結果を,違った母集団,状況,条件へ一般化し得る程度を示す。 外部妥当性を高めるには、無作為抽出が有効であると言われる。
外的妥当性 -
もっと詳しく知りたければ以下のサイトが参考になる。
妥当性(Validity)と信頼性(Reliability) – 医療政策学×医療経済学


割付の順序(Random sequence generation)とはランダムな割付の順序がどのように行われたかについて明記されていることを確認する.
割付の隠蔽(Allocation concealment)とは割付のシーケンスについて,被験者や研究者にわからないようにすること(割付の順番が分からないようにすること).資料1
これらは選択のバイアスの中に入り、選択に関してはこの研究ではしっかりなされている事が分る。

また、high risk of performance bias and detection biasであるが、
Perfomance bias(施行バイアス)
Detection bias(検出バイアス)は以下のブログが参考になる。
メタ解析におけるバイアスに関して | 薬剤師のためのEBMお悩み相談所-基礎から実践まで
引用すると、施行バイアス:評価を行う治療とは別の介入が、不平等に行われること。
検出バイアス:アウトカム評価に関するバイアスである。

 大雑把に言うと選択はしっかりされているが、施行や検出(アウトカム評価)は上手くされてない可能性が高いと考えられる。この点に留意し研究の結果は見ていく必要がある。欧米ではシステマティックレビューとメタアナリシスは同義語と用いられることが多い印象である。しかしメタアナリシスを伴わないシステマティックレビューもありえる。ランダム化比較試験のシステマティックレビューとメタアナリシス論文はエビデンスレベルは高い。
ステマティックレビューとメタアナリシスについて。
ここのブログが分かり易いです。
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/kid/clinicaljournalclub8.html

あまりNP関係なくなってしまったがシステマティックレビュー論文を読み解く上でのメモ。本文は読んでいないのでいつか読めたらと思う。

2019年1月7日(月)米国の周産期医療の現状とNPとしての活動

海外の周産期NPの現状について興味があるかたはどうぞ。
ハワイでご活躍中のNPによる公開講義を開催します|日本NP学会


日程:2019年1月7日(月) 10:00~12:00
研修場所:東京医療保健大学 国立病院機構キャンパス HM301
参加費: 1,000円
申込方法:FAXにてお申込ください。
      03-5431-1481
申込締切:2018年12月28日(金)

東北文化学園大学院 健康福祉専攻 ナースプラクティショナー養成分野:診療看護師養成大学院紹介

学校概要

東北文化学園大学(とうほくぶんかがくえんだいがく、英語: Tohoku Bunka Gakuen University)は、宮城県仙台市青葉区国見6-45-1に本部を置く日本の私立大学である。1999年に設置された。大学の略称はTBGU。 東北科学技術短期大学を前身とする総合大学であり、3学部7学科、1研究科2専攻で構成される。学生収容定員は2,852人である。

大学の母体は、1978年に開設した宮城デザイン専門学校(現東北文化学園専門学校)である。医療・福祉・工科・情報のライセンススクールとして発展し、東北科学技術短期大学を経て、1999年に開学した。その際には、市立大学構想を断念していた仙台市から8億1,000万円の補助金が交付された(ただし、後に全額返還請求を受ける)。2003年には大学院を設置するも、開学時からの資金難と不正経理により、2004年に民事再生法を申請、2005年から再生計画が実施され、2008年に民事再生手続終結決定が認可された。他方で、2008年には、不正経理により私学助成金の全額不交付の処分を受ける。
2010年に医療福祉学部に看護学科が設置され、翌2011年には大学院にナースプラクティショナー養成分野が設置され、東北地方唯一の全特定行為の研修機関として指定された。さらに、2013年に東北大学医学部教授であった土屋滋が理事長となり、理事・評議員が一新され、すべての弁済が完了し、経営再建が果たされるとともに、ラーニング・コモンズやTBGUプロジェクトなど、時代のニーズに応える実学を充実させる取り組みがなされる。2016年には、東北地方初となる臨床工学科が科学技術学部に設置された。他方で在籍学生数の定員割れは拡大しており、2019年度の学部再編が検討されている。
東北文化学園大学 - Wikipedia



受験スケジュール

2019年募集要項

取得学位 : 修士(健康福祉)
■ 健康福祉専攻(前期2年の課程)内に、ナースプラクティショナー養成分野を設置する。
■ 養成人数 … 8人程度(専攻定員は10人)
■ 出願条件 … 看護師(臨床経験5年以上)

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試験は2回あるようである。

試験

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試験は面接だがその為に担当教員と事前面談あり。

学費

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奨学金

東北文化学園大学独自の奨学金あり
応募資格については募集要項を要確認。

給付額:博士課程前期課程は年額 60万 円(二年で120万円)
*給付決定については、入学後、本人に通知。
*詳細については入学試験合格者に対して奨学生募集要項を送付します。
との事。
ここに通っている学生より奨学金は給付型(つまり貰える)であり、基本的に全員給付されるようである。特に収入制限はないため働きながら通っている人も対象
詳しくは学校に確認する事を推奨します。

教育内容

講義は420時間で28単位(うち必修24単位),演習240時間(8単位),実習540時間(16単位)
看護師に「初期研修医レベルの教育」,東北文化学園大が特定看護師を来年度から養成 | ニュース|Medical Tribune

修得目標 ナースプラクティショナー養成分野|東北文化学園大学
改正保健師助産師看護師法に基く特定研修制度における特定行為全21区分38特定行為全てを修得します。加えて、周術期・救急医療に求められる高度な医学知識、医行為を修得し、的確な慢性疾患の管理および急変対応ができる能力修得を目標とし学修を進めます。
日本外科学会および外科系関連学会の提案に従い医行為を、A:絶対的医行為、B:条件付相対的医行為、C:相対的医行為に区分し、本養成分野では特に「B:条件付相対的医行為」を安全に施行できる臨床能力の修得を目指す。Aについては医師に近い現場・立場で学修を深め、Cについても、従来の看護師の能力を上回る安全性・確実性を担保できるように学修を進めます

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■月曜・金曜
6時限 18:20−19:50
7時限 20:00−21:30

■土曜
1時限  9:30−11:00 
2時限 11:10−12:40 
3時限 13:20−15:10

在職の方も修学できるよう講義時間を設定。
遠隔地の方も多数学んでいるとの事
ナースプラクティショナー養成分野


月曜日・金曜日(18:20~21:30)、土曜日(9:30~12:40)に開講しています。
1年次前期:
内科学総合講義、現代医療看護学特論(月曜日18:20~)
現代地域医療総合講義、外科医療病態診断学特論(金曜日18:20~)
麻酔・救急・集中医療総合講義、臨床生理学(土曜9:30~)
1年次後期:
内科学総合講義、臨床薬理学(月曜日18:20~)
外科治療学総合講義Ⅱ、フィジカルアセスメント(金曜日18:20~)
麻酔・救急・集中医療総合講義、外科治療学総合講義Ⅰ(土曜9:30~)
2年次前期:
外科治療学特別実習(週2日、または集中実習)
ライフサイクル医療(土曜9:30~)
2年次後期:
麻酔・救急・集中医療特別実習(週2日、または集中実習)
健康福祉特別研究(土曜9:30~)

2年次の麻酔・救急・集中医療特別実習等の実習は、以下の施設で臨床教授の指導のもとで実施。
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卒業要件

※単位
最低30単位は必要であるがざっと計算したら45単位くらいは必修である。また研究は症例報告である。

働きながら通える診療看護師養成コースである。周辺の家賃相場や奨学金も合わせて考えると学費やトータルコストはかなり安いと思う。また、聞いた話によると仕事を辞めてきた人などは大学院に通学可能な職場を紹介してくれるようだ(全員ではない、事前面談等で確認する事をお勧めします)。また、2018年の日本NP学会の場所である。

第4回 日本NP学会学術集会・総会:平成30年11月23日(金)、24日(土)

第四回の日本NP学会のお知らせ。

詳細はこちらで確認を。
jsnp2018.jp

開催概要
学会名称 第4回 日本NP学会学術集会・総会
会期 平成30年11月23日(金)、24日(土)
会場 東北文化学園大学 国見キャンパス
大会長 大会長 渡邊隆夫(東北文化学園大学大学院教授)

メインテーマ 地域医療のパラダイム・シフト
診療看護師(NP)の更なる前進へ
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参加費
会員:4,000円
非会員:5,000円
※事前登録者は500円割引

懇親会 3,000円
※事前登録者は500円割引

11/23 ワークショップ参加費 500円(当日申込は1ワークショップ当たり1,000円)
(日本NP学会 北海道・東北ブロック 東北NP研究会開催)

ワークショップのPICCとグラム染色(参加費必要)共に埋まっていた。他のワークショップはまだ空きがあったようなので興味がある方は早めに行動した方が良さそうである。
PICCは参加したかったな、、、。あと関東NP研究会は特定行為研修を受けた看護師(特定看護師)と特定行為+大学院卒である診療看護師を同じセッションで扱っていたので、そこはしっかりと分けて欲しい。両者共通する所はあるが別物なので、、、、(特定看護師を落としているのではなく成り立ちや教育、ミッションが違うので)

違いが分からない方は詳しくはこちらを参考にお願いします。

japanesenursepractitioner.hatenablog.com

診療看護師の就労環境等の実態調査 —診療看護師の所属部署に着目して—:NP関連論文(国内)

NPに関する国内論文も紹介したい。
東京医療保健大学が主体で発表している研究論文。

松山 伴子. 佐藤 潤, 草間 朋子,診療看護師の就労環境等の実態調査 診療看護師の所属部署に着目して.看護科学研究 (2424-0052)15巻1号 Page7-14(2017.04)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjnhs/15/1/15_7/_pdf

診療看護師の実態調査で6割は診療部に所属している。また、80時間以上の残業をしている割合が1割という内容。(実際には論文を参照されたし)
こういう調査で診療看護師の実態と待遇を把握していく必要があると強く思う。

話は逸れるが、質問用紙を119名に配布し回収率が62%。
診療看護師は研究の大切さを理解し自分たちの実践を論文に落とし込んでいかないといけない。
残りの38%の診療看護師は何しているのだ?と個人的には強く感じた。
アンケート調査にしては回収率は良い方だが、事情があるにせよもっと研究に協力すべきだと思う。

※管理人の主観が多分に入っているため誤っている箇所もあります。 一切の責任は負えませんので、信用できるソースで確認お願いします。